‟その人のための一着”を丁寧に仕立てる「日向」の衣服

‟その人のための一着”を丁寧に仕立てる「日向」の衣服

~ うすけはれ より vol.2 ~

 

欲しいものがすぐ手に入るこの時代。小豆島に住んでいても、インターネットがあれば翌日には注文したものが手元に届きます。便利なことには変わりないのですが、その分、なにかを失っている気がする……。

出雄士くんがつくる「日向」の服は、便利さではない豊かさ、そんなことを考えるきっかけになりました。
 
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わたしたちが暮らす小豆島と同じく、瀬戸内海に浮かぶ広島県・尾道市向島。そこにアトリエを構え、服をつくっている井出くんと出会ったのはちょうど二年前の2018年2月のことでした。それから今日まで、6回の日向の展示会を当店「うすけはれ」で開催しています。
 
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井出くんは約6年間で世界70ヶ国以上周り、その土地に住む民族衣装を着る人々や都市で暮らす人々に出会いながら、デザイン画をひたすら描き続けていました。「日向」の服は、井出くんが気温や雰囲気を肌で感じながら、「隣にいるひとが明日着るため」のようなリアリティをもって季節毎に一着ずつ丁寧に作ります。彼が作る服には、時代にとらわれないスパイスの効いた魅力があります。それは彼の持つ魅力そのものではないかと、私たちは思っています。
 
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「日向」の衣服は春・夏・秋と一年に3回の展示会を設けています。お客様には山の中の「うすけはれ」まで足を運んでいただき、井出くんや私たちと話をしながらデザイン変更や丈の調節、お好みの生地を選んでいただき、注文していただきます。そして、向島に帰った井出くんはオーダーいただいた方の顔を思い浮かべながら一着ずつ仕立て、お客様の元へお届けします。
 
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オーダーをいただくお客様を見ていると、「日向」の服の豊かさがどこにあるのかを教えていただいたような気がします。それは、本来の目的である服、そこからいわば脱線した脇道にこそあるのではないかと。
 
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服が届くまで、特に待つ訳ではないけれど、いつ届くのかとワクワクする時間や、ときにはお直しをして、毎年着たくなる愛着。服以外のことも話がしたくなる井出くんの笑顔。お客様によっては手紙をやり取りしたり、海外の旅の話をしたり。
 
ひとつひとつ時間をかけて丁寧に選んだ「日向」の服が、きっと日々の暮らしの中でもそっと私達の背中を押してくれます。
 
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お客様にとっても私たちにとっても、より豊かな時間を体験できるよう「日向」を大切に育てていきたいと思います。
次回7回目となる「日向」の展示会は春。桜の蕾が開きはじめる4月に山の中でお待ちしています。
 

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‟その人のための一着”を丁寧に仕立てる「日向」の衣服
Source: 暮らしとおしゃれの編集室

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